坐骨神経痛からの足底筋膜炎のような症状

症状
以前から右足のもも裏に坐骨神経痛があり、最近になって足の土踏まずが痛むようになってきた。歩行中に痛みあり、押しても痛むとのこと。現在は腰痛や坐骨神経痛などの自覚症状はなく、土踏まずのみが痛いとのこと。全体の動きを確認すると、右半身の動きの硬さが目立つ。右臀部から大腿部後面にかけてわかりやすい筋肉の張りがある。
 
施術経過
腰の状態が気になったため、まずは腰の状態が影響している可能性があることを伝えて腰の調整をおこなう。腰の動きが改善後、足の土踏まずを確認すると痛みが半減したとのこと。続いて臀部から大腿部の緊張を外してみると痛みがなくなったとのことだった。2回目、少し楽だったが、、とのこと。状態を確認すると前回同様の状態に戻っている。捻りの動きでの左右差が大きいため、自宅ケア用の修正のための体操を伝える。施術は前回と同じ要領でおこなった。3回目、痛みの頻度と程度が減ってきているとのこと。前回同様におこなう。
 
足底筋膜炎だと、患部に部分的に損傷(傷ついていること)がありますので、その場で痛みが和らぐことはあっても長引くケースが多いですが、この方の場合は痛みが消失していたので坐骨神経痛から派生した痛みであったようです。どちらにしても、長引かせないためにには正しいケアが大切です。

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