フレイルというのは、2014年に日本老年医学会から提唱された概念で、要介護の手前の状態、加齢によって運動機能や認知機能が低下してきた段階のことをいいます。
加齢が進む中で、活動量が減り、食事量が減る、体重や筋力が減る、体の衰えが進んできた状態です。
フレイルかどうかを判断する基準には、
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体重を減らそうとしていないのに、年間で4.5~5kg以上も減少する
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何をするのも面倒だと感じる日が週に3~4日以上ある
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歩く速さが遅くなる
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握力が弱くなる
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体を動かす機会が減り、身体活動量が低下している
この5項目のうち、当てはまる項目が1~2項目であれはフレイル予備軍の「プレフレイル」、3項目以上当てはまるならフレイル状態と言われます。
予防のための対策は早いに越したことはありません。
運動習慣をつけて予防していきましょう。