ずいぶん昔のことになりますが、食事がタロイモという芋だけの民族がいる、というのをテレビ番組の特集か何かでやっていて、衝撃を受けた記憶があります。
芋だけしか食べてないからガリガリだろうと思うかもしれませんが、みんな筋骨隆々でいい身体してるんですよね。
確か腸内細菌の状態が他とは全く違っていて、芋からすべての栄養を摂取できるような特異体質になっている、という話だったと思います。
その代わり、肉など全く違うものを食べると死ぬこともあるんだとか、、、
ある程度食事を楽しみたい自分としては、凄いと思う反面そんな特異体質はちょっと、、、という気持ちもありますが、人間の環境に対する適応能力の高さを垣間見たような気がしました。
現代人ももしかしたら様々な食品添加物に対して対応できる腸内細菌になっていたりするのかもしれません。
食事に気を遣うのはもちろん大事ですが、よいものだけを何でもかんでも摂ればいいというものではなくて、
それぞれの体質に合わせて摂取していく必要がある、ということ、また栄養だけでなく、それをしっかり吸収できるような体調管理が大切ですね。