冬の風邪予防対策

寒さを感じる季節になってきましたね。こういった移り変わりの時期は体調を崩して風邪を引きやすいものです。風邪の主な原因はウイルス感染によるもので、ウイルスを寄せ付けないことが
一番の予防です。
今回は風邪のウイルスについて学んでみましょう。

 

〇ウィルスは低温が好き
風邪のウィルスは高温より低温を好みます。
暑い環境よりも寒い環境の方がウィルスは長生きします。
風邪を引いて熱が出るのは、熱によってウィルスをやっつけようとしているからです。
ウィルスの種類によって違いますが、一般的には室温で10日程度、10℃以下では約1ヶ月、
4℃だと約1〜2ヶ月程度生存し、凍結しても不活化しないという話もあるほどです。
室温は20〜25℃ぐらいをキープできるといいですね。
〇ウィルスは湿度に弱い
ウィルスは湿度が高いと生きていられません。
インフルエンザウィルスの寿命を調べた研究によると、温度20〜24℃の中で湿度が
20〜25%の場合、6時間生存率は66%でしたが、湿度を49〜51%に上げると生存率は
3〜5%に落ちたそうです。
ウィルスは湿度に弱いということがよくわかる結果だと思います。
また、人間の体も喉や鼻の粘膜が乾燥していると炎症を起こしやすくなります。
炎症を起こすと、その炎症を治そうとするぶん風邪ウィルスに対する防御力は
弱まるため、感染しやすい状況になってしまうのです。
できるだけ湿度は50〜60%をキープするのがおすすめです。

その他、マスクやうがい手洗いは、コロナ騒動で定着していると思いますので割愛します。

今回は風邪のウイルスに関することについてお伝えしました。
インフルエンザ、ノロウィルス、新型コロナにも共通するところがありますので、
室温20〜25℃、湿度50〜60%という数字を忘れずに、元気に冬を迎えましょう。

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