70代女性クライアントさん
症状
半年ほど前から上腕から肘、前腕にかけて左腕に痛みあり、腕の挙上、肘の曲げ伸ばしで痛み。
整形外科ではレントゲンでの異常はない、と言われたとのこと。
本人いわく、自分で色々調べて胸郭出口症候群ではないかと思うとのこと。
スピードテスト（＋）、アドソンテスト（ー）、ライトテストでは姿位が取れず。
痛みの訴え方から炎症的なものよりも神経的な影響が強いように感じた。
施術経過
頸胸部の椎骨の状態をみるとかなり悪い。
頚胸椎でためしに検査をすると、腕の痛みが消失したため、原因は腕ではない可能性があります、と説明して背部から調整。
その後状態を確認すると、痛みが消失していたためそのまま様子見とした。
２回目、前回の施術前と同様の状態に戻っている。
施術を長持ちさせるために日常で気をつけた方がいいことを伝え、前回同様に施術。
同じく痛み消失。
３回目、残っているものの、痛みが少なくなり気にならない時間が出てきたとのこと。
現在継続来院中。
原因不明の症状の場合は、全体からのアプローチで状態を改善していくほうが結果が得られやすかったりします。
それでも改善しない場合は、再度精密検査等を受けることをおすすめしています。