どんな重症患者さんでも簡単に治せます。
という治療家さんがいれば、間違いなく一流の治療家さんだと思います。
けれど、そんなに簡単なことではありません。
見せ方が上手だったり、トークが上手かったり、自称一流の治療家っぽい方はたくさんいるかもしれません。
私が個人的に心がけているのは、クライアントさんの状態がどうなっているのかをしっかり把握する、ということです。
状態が把握できない場合は、専門医療機関での診療を勧めたり、
何が何でも無理やり自分の施術のみで治そう、とかはありません。
急性のぎっくり腰でも、一発で治った、となる場合もありますし、そうでない場合もあります。
クライアントさんの状態の把握が出来れば、これは１回で大丈夫だな、とか、これは何回か時間がかかるな、とかの判断がつきます。
色々ありますが、今現在がどういった状態で、時間経過とともにどうなっていく可能性が高いのかを見極める、
というのがいい治療家のひとつの条件だと考えています。